2022年4月2日(土)
戦争許さぬ意思示す
全労連が新宿で連続デモ
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全労連は1日、東京都新宿区でロシア・プーチン政権によるウクライナ侵略に抗議するデモを行いました。「NO WAR」などが書かれたプラカードを手に120人(主催者発表)が参加し、「戦争反対!」「ウクライナに平和を!」とアピールしました。
デモに参加した、労働組合や幅広い団体がスピーチしました。生協労連の岩城伸副委員長は、「私たちは、平和とより良い生活を実現するために活動しています」と発言。ロシア軍による原発への攻撃や、日本国内での「核共有」議論を批判し、「核と人類は共存できないと強く訴えたい」と語りました。
全商連の原陽一常任理事は、「みなさんと力をあわせて、一日も早い平和を実現したい」とスピーチ。いま中小業者は、コロナ禍とウクライナ危機による物価上昇で苦しんでいるとし、「平和でこそ商売繁盛と声をあげます」と述べました。
デモの呼びかけに、多くの人が参加しました。全日本民医連の女性(34)は、「ロシア軍が病院や学校を攻撃している映像を見て心が痛い。戦争は許さないと意思表示します」と話しました。
全労連が、毎週金曜日に呼びかけている反戦デモは今回で3回目です。黒澤幸一事務局長は、「ロシア軍が撤退し、戦争が終結するまで声をあげ続けたい」と訴えました。