2022年4月4日(月)
安心して働ける府政へ
京都府知事選 かじかわ候補訴え
10日投票
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京都府知事選(10日投開票)の投票日まで最後の日曜日となった3日、「つなぐ京都2022」の、かじかわ憲候補=無所属新、日本共産党・緑の党府本部推薦、新社会党府本部支持=は終日、街頭宣伝や演説会などを回り、「北陸新幹線延伸計画を止め、植物園の開発を白紙に戻す。生業(なりわい)を支え、安心して働ける府政をいっしょにつくらせてほしい」と懸命に訴えました。
かじかわ候補は昼すぎ、雨の中、花見客や学生祭典でにぎわう平安神宮大鳥居前(京都市左京区)から動物園前まで支援者とパレード。子連れの家族らに「子どもの医療費無料化をすすめます」「全員制の中学校給食を支援します」と呼びかけ、イベントに出演する学生らともエール交換しました。
動物園前での対話形式の演説には70人が参加。児童館の職員は「京都市は私たち労働組合との団体交渉を拒否している。かじかわ候補の公契約条例で安心して働けるルールを」と要望。保育士は「京都市は保育園の補助金13億円を削減。私の保育園では人件費3人分のカットで、給与がどうなるか不安」と語りました。
かじかわ候補は「命を守る労働者の処遇が低すぎる。公共の力で処遇改善をやりたい。そのために、まともな公契約をつくる」と答えました。
小学3年と中学2年の母親(48)は「他県から引っ越してきたが、京都市は中学校給食もなく、医療費も3歳から高くなるので驚いた。子育てにやさしい府政にしてほしい」と期待を寄せました。