2022年4月12日(火)
平和を願う青年13人らスピーチ
愛知
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名古屋市中区で10日、ロシアのウクライナ侵略に抗議する街頭宣伝が実施され、SNSの呼びかけに応じた青年ら80人が参加しました。平和を願う青年ら有志で結成した「Peace For Ukraine」が呼びかけました。
1時間の宣伝で青年ら13人がスピーチしました。ウクライナ出身で、実家がウクライナ中部にある女性は「両親は70歳で心臓も悪い。昼夜関係なく避難警報が鳴り、すぐ逃げられるよう毎日玄関で寝ている。買い物も命がけ。早く戦争が終わるよう一緒に声をあげてください」。
愛知県平和委員会青年学生部の池田幹人さんは「侵略から1カ月半。病院への攻撃も行われ、市民の犠牲が広がり、難民も増えている。一人ひとりの命が簡単に失われるのが戦争。一日も早く侵略を終わらせよう」。豊田市から参加した男性は「昨年、首都キーウに移住を考えていたが、戦争が始まるとは思いもしなかった。ニュースで報道されているが、見慣れて無関心にならないでほしい。少しでも募金を」と呼びかけました。
米国出身のジョセフ・エサティエさんは「核兵器は誰にとっても危険なもの。いろんな立場があっても、同じ地球に住んでいる仲間。核を使わせず、なくしていこう」。
名東区から参加した10歳の小学生がウクライナ国歌をギターで演奏。参加者は「#No War In Ukraine」のバナーを掲げアピールしました。