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2022年4月18日(月)

9条生かす外交こそ 西村候補の存在光る

参院石川補選 市田氏が応援

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(写真)支持を呼びかける(左から)西村、市田両氏=17日、金沢市

 夏の参院選の前哨戦として大注目され、各党が総力をあげる参院石川選挙区補選(定数1、24日投票)最後の日曜の17日、日本共産党は西村ひろし候補(67)=新=の勝利で党躍進の大きな流れをつくり出そうと、小池晃書記局長(12日)、紙智子参院議員(16日)に続き、市田忠義副委員長が金沢市へ応援に入りました。

 市田氏は、この選挙は戦争か平和か、日本の進路が鋭く問われ、夏の参院選にも大きな影響を与える選挙だと強調。「主権の尊重」「武力行使の禁止」を定める国連憲章違反、原発や病院、学校攻撃など国際人道法を破る戦争犯罪、何より核兵器による世界への威嚇など、ロシアの暴挙は絶対に許さないと糾弾。圧倒的多数で可決した国連の非難決議が「世界の理性を示した。自信を持ってプーチン政権を包囲し侵略を止めよう」と訴えました。

 日本の平和は、自民党や維新の会が進める外交不在、軍事一辺倒の政治ではなく、憲法9条を生かした外交戦略こそ必要だと力説。ロシアに正面から抗議し、反戦・平和、非核を訴える唯一の候補者、西村氏の存在が光っていると述べ、「西村さんを国会へ送り、ブレずに『国民が主人公』の旗を掲げ、企業献金も政党助成金も受け取らない、清潔で真っすぐ国民の願いを届ける党を躍進させてください」と力強く訴えました。

 これに先立ち午前は金沢地区の決起集会に出席し、激励しました。

 西村候補は、消費税減税で地域活性化、人間らしい雇用ルールや最低賃金引き上げ、医療・介護・保育への直接支援などの実現を訴えました。

 同日、自民党は岸田文雄総裁、立憲民主党は泉健太代表(3日に続き2度目)が支援に入りました。岸田氏は「抑止力」として日米同盟強化が必要だと強調し、国連憲章に基づく平和秩序の回復という根本的な解決方法は一切語りませんでした。


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