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2022年4月24日(日)

ウクライナ侵略2カ月 日本共産党の立場

国際世論でロシア包囲を

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(写真)懇談するレジス・サビオ赤十字国際委員会駐日代表(右)と志位和夫委員長=12日、東京都内

 日本共産党は、ウクライナ侵略を国連憲章と国際法を最大の基準として、ロシアの行為を糾弾し、「侵略やめろ」「国連憲章を守れ」という国際世論でロシアを包囲することを訴えてきました。

 日本共産党の志位和夫委員長は街頭演説で、ロシア・プーチン政権の“三つの無法”を批判しました(3月19日)。

 第一は、武力の行使を禁止した国連憲章に反する侵略だということです。

 第二に、ロシア軍が原発や病院を攻撃し、民間人を無差別に攻撃していることは、国際人道法に違反する戦争犯罪です。

 第三に、プーチン政権は国連憲章と核兵器禁止条約に反して、「核兵器大国」を誇示し、核兵器の先制使用の威嚇(いかく)をおこなっていることです。

 日本共産党はこうした主張をロシアに堂々と直接伝えています。井上哲士参院議員は駐日ロシア大使の求めに応じて会談し、国連の緊急総会決議にもふれ、ロシア軍の攻撃中止と即時撤退を求めました(同28日)。

支援募金を届ける

 日本共産党は、憲法9条を持つ日本の支援は、非軍事の人道的支援に徹するべきだと主張。全党をあげてウクライナ支援募金に取り組んでいます。

 募金は総額約1億5千万円を超えています(22日)。そのほとんどは、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)や国連児童基金(ユニセフ)、赤十字国際委員会、国連の世界食糧計画(WFP)に届けています。

 赤十字国際委員会のレジス・サビオ駐日代表は志位委員長を訪問し、募金への感謝を述べるとともに、ウクライナの危機の現状や国際人道法の重要性、核兵器禁止条約の今後の展望について意見交換をしました。


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