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2022年5月2日(月)

団結こそ力、連帯を熱く訴え 北海道

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(写真)「団結こそ力」の横断幕を掲げる労働者ら=1日、札幌市

 “組織の違いを超えて政治と社会を良くしよう”。1日、札幌市で開いた第93回メーデー北海道集会で、「団結こそ力」「世界の労働者と団結しよう」と書いた赤い横断幕を掲げ、労働者が決意を交わしました。

 コロナ禍で3年ぶりの街頭でのメーデー。冷たい風が吹きつける札幌駅前の会場に足を運べないケア労働の現場労働者とオンラインのライブ配信をつないでの開催です。

 三上友衛実行委員長(道労連議長)は「駄目な政府が力を持っている時だからこそ声を上げることが必要。2カ月後の参院選で、労働者・国民本位の政治に転換しましょう」と呼びかけました。

 3月に札幌地裁で勝利判決をかちとったやじ排除裁判原告で、札幌地域労組の桃井希生書記次長が連帯あいさつ。「権力者は批判の声が路上に出ることを恐れています。メーデーを路上で開催し、社会は私たちのためにあります。ナショナルセンターが違うという小さな理由で分断されている場合ではない。連帯して社会を変えていきましょう」と訴え、拍手に包まれました。

 日本共産党の紙智子参院議員と、はたやま和也参院道選挙区予定候補が登壇し、紙氏が「8時間働けば普通に暮らせる社会、時給1500円を中小企業への支援とセットで実現しましょう。ご一緒に力を合わせましょう」と連帯あいさつしました。


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