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2022年5月26日(木)

軍拡より社会保障

定例国会行動 参院選で審判下そう

宮本岳志議員が訴え

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(写真)「軍事費削ってコロナ対策にまわせ!」と訴える人たち=25日、東京・衆院第2議員会館前

 国会で補正予算審議が始まった25日、衆院第2議員会館前で定例国会行動が行われ、「軍事費増額ではなく暮らし守る予算を」と訴えました。

 主催者あいさつした安保破棄中央実行委員会の東森英男事務局長は、日米首脳会談でアメリカに約束した大軍拡は東アジアの軍事的緊張を高めるものだと批判。「軍備増強が社会保障や教育を圧迫することは目に見えている。各分野のたたかいに力を尽くそう」と訴えました。

 日本共産党の宮本岳志衆院議員は、2兆7千億円の補正予算案について、コロナ禍や物価高騰のなか国民のいのちと生活を守る予算になっていないと強調。「消費税減税や中小企業支援など、暮らしと営業を守る経済対策を訴えて、参院選もたたかう」と語りました。

 憲法改悪阻止各界連絡会議の高橋信一事務局長は、憲法審査会で自民や維新が競うように9条改憲を言い立てていると指摘。「翼賛体制になっている。しかし日本こそ平和の先頭に立つべきであり、参院選で審判を下そう」と話しました。

 全国生活と健康を守る会連合会の西野武事務局長は、全国で起こしている生活保護費引き下げ違憲訴訟に触れて、コロナ禍と物価高騰下での社会保障の増額こそ必要だと訴えました。

 主催は国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会。


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