2022年6月17日(金)
人権尊重の社会に
民医連が共産党に要請
倉林議員と懇談
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全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)は16日、参院選挙を前に野党各党の国会議員を訪れ、憲法の理念を生かし平和で人権が尊重される社会の実現を求め要請しました。
日本共産党の倉林明子党副委員長・参院議員と懇談。全日本民医連の増田剛会長は、「真面目に戦争をやめようと思っているのは共産党しかいない」と強調。新型コロナウイルス感染症で医療機関の経営が厳しくなっており、診療報酬の改定でさらに多くが疲弊するとし、「(共産党の)議員が増えてほしい」と述べました。
倉林氏は、政府が実施を狙う75歳以上の医療費窓口負担2倍化など社会保障の削減が続けば、「助からない人が増える」と指摘。選挙で勝たなければ、軍事費倍増が実行され、社会保障削減が加速すると話しました。
全日本民医連は、▽憲法9条を守り平和外交で世界の平和に貢献▽25条を生かし命を守ることにお金をつかう国への転換▽ジェンダー平等の実現▽地球環境の保全―などを要求しています。