2022年7月2日(土)
NATO首脳会議での首相の姿勢
東アジアの緊張と分断を激化させる
志位委員長が批判
日本共産党の志位和夫委員長は1日、相模原市内で記者会見し、岸田文雄首相の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議での姿勢について見解を問われ、「東アジアの平和にも、世界の平和にも逆行するものだ」と強く批判しました。
志位氏は、「首相は『今日のウクライナは東アジアの明日になるかもしれない』と繰り返し、約束したことは軍事費の『相当な規模での増額』だった。これは、東アジアでの軍事的緊張、『軍事対軍事』の対抗と分断を、激化させるものだ」と批判。「いかにして外交の力でこの地域に戦争を起こさないようにするか、平和的な関係をつくるか。ここに心を砕くべきなのに、そのメッセージはなかった」と批判しました。