2022年8月6日(土)
“戦争はだめ”強い思い
デニー知事、ウクライナ大使と面談
沖縄
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沖縄県の玉城デニー知事は5日、県庁で、ロシアによる侵略を受けているウクライナのコルスンスキー駐日大使と面談しました。
デニー知事は、「国際社会が協力してウクライナの厳しい状況を止めなければならない」と強調。「世界が覇権主義に陥ってはならない」との認識を示した上で、台湾をめぐる国際情勢と米軍基地が集中する沖縄の状況から、戦争で県民が犠牲にならないようにすることを日本政府に伝える必要があると述べ「沖縄の人々は、日本国内のどの地域の人々よりも、戦争してはいけないとの強い思いがある」と伝えました。
コルスンスキー大使は、ウクライナから沖縄県に避難している人たちが、困っていることが全くなく安心・安全に生活ができ、学校に通ったり医療が受けられたりできることを笑顔で話してくれていると述べ、避難民を受け入れている沖縄県に謝意を伝えました。
デニー知事は「平和を求める沖縄の人々の心からのおもてなしにつながります」と応じました。