2022年8月9日(火)
党街頭演説 デニー知事メッセージ
平和で豊かな沖縄を
7日に沖縄県内3カ所で開かれた沖縄県知事選・統一地方選勝利に向けた日本共産党街頭演説に寄せられた玉城デニー知事のメッセージ(那覇市、池田竹州副知事代読)要旨を紹介します。
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新時代沖縄の到来、誇りある豊かさ、誰一人取り残さない沖縄らしい優しい社会を着実に実現する思いを込めて、ごあいさつを申し上げます。
首里城の火災による焼失、豚熱、新型コロナウイルス発生など災害級の対応に迫られながらも県民の健康と暮らしを支え、県政発展のために奮闘する県庁職員と共にその先頭に立って東奔西走してきた日々でした。
新型コロナウイルスとの経験したことのないたたかいは、県内においても医療の現場で懸命に対応する医療従事者をはじめ観光、経済、教育ほかあらゆる分野で大きな影響が出ています。県民と一丸となってこれからも感染対策の徹底と経済の力強い回復をはかりつつ、知事として誰一人取り残さない命と暮らしを支える施策を引き続き迅速かつ重点的に進めてまいります。
県民は誰もが平和で誇りある豊かな沖縄を心から願っています。その願いは次の時代やさらにまた次の時代までも残していくべき大切なものであり、命(ぬち)どぅ宝、命こそ一番大事なものだと伝えていくことが大事です。
激しい戦争を経験した沖縄だからこそ激動する世界へ、日本中へ、沖縄の未来へ、平和こそ暮らしの原点という県民の固く信じる思いを伝える役割を沖縄県知事として担っていかなければならないと改めて強く決意します。
全国の皆様と助け合い、協力し、9月の天王山へ向けて皆様の信頼の思いをお寄せいただけたら幸いです。新時代沖縄のさらに先へ、誰一人取り残さない全ての県民のためにともに頑張りましょう。