2022年9月22日(木)
プーチン氏また核脅迫
ロシアのプーチン大統領は21日、国民向けのテレビ演説を行い、北大西洋条約機構(NATO)加盟国に対して、「ロシア領土の保全が脅威にさらされれば、われわれは、手持ちの全ての兵器を使う」と述べ、再び核兵器使用に言及しました。また「はったりでない」と強調しました。
同氏は、西側諸国の高官の中で、ロシアへの核兵器使用の可能性の言及があるが、「われわれにも、さまざまな大量破壊兵器があり、NATOよりもはるかに近代化された兵器がある」と語りました。
ロシアはプーチン氏自らが2月27日に、核戦力の「特別態勢」の移行を命令。その後も、たびたび核兵器の使用について言及しています。