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2022年11月29日(火)

コロナ対策予算 軍事費に活用も

首相、維新・馬場氏に

 日本維新の会の馬場伸幸代表は28日の衆院予算委員会で、新型コロナ感染収束後にコロナ対策費を軍事費に回すことや、国債の60年償還ルールを90年に延長して軍事費を確保することを岸田文雄首相に迫りました。首相は「コロナ対策予算の活用は考えていきたい」と予算活用を検討する考えを示しました。

 また馬場氏は、安保3文書改定を閣議決定前に維新と政府との議論の場を設けるよう求め、岸田首相は「党首間のやりとりを含めて調整したい」と述べました。

 馬場氏は大軍拡の財源について、安保3文書改定に関する政府有識者会議の報告書が本年末の予算編成・税制改正までに「具体的な措置を速やかに実行に移すべき」と述べていることをあげ、「国を守る必要性を国民に説くべきだ。行財政改革し、それから国民に負担を求めるべきだ」と主張。一方、法人税増税について「法人税を安定財源にするのは反対だ」と述べました。


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