2023年2月26日(日)
侵略ノー 欧州各地で
ウクライナ連帯の行動
|
【ベルリン=桑野白馬】ロシアによるウクライナへの侵略開始から1年の24日、欧州各地ではロシアの侵略を非難し、ウクライナへの連帯を示すデモ行進や抗議行動が行われました。
ベルリンでは、1万2500人が参加して集会が開かれました。ウクライナ国旗や「ウクライナと連帯する」と書いたプラカードを掲げて行進しました。ウクライナ難民も多数参加し「私たちの声を世界に届けて」と訴えました。
スペイン北東部カタルーニャ州のバルセロナ中心部では、1000人以上がデモ行進。北部パンプローナで開かれた平和集会の参加者らはロシアの侵略を「国際法違反」と批判。一方、ウクライナへの武器支援や軍事費の増大が優先され、国民生活が置き去りになっているとの指摘も相次ぎました。
パリの夜の反戦集会では、参加者が携帯電話のライトをともして戦争を止めようと訴えました。
ロシアの隣国ジョージアの首都トビリシでは、約3万人が国会前に集結し、ウクライナへの連帯を表明しました。独立系メディアのモスクワ・タイムズによると、軍への招集から逃れたロシア人の姿もありました。
ウクライナとの連帯を示すため、パリのエッフェル塔、ベルリンのブランデンブルク門、ローマのコロッセオが23日夜、ウクライナ国旗と同じ色の青と黄色にライトアップされました。