2023年10月26日(木)
真実伝え希望運ぶ いま注目「しんぶん赤旗」
囲碁・将棋 主催の新人王戦が話題
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しんぶん赤旗が主催する囲碁と将棋のプロ棋戦「新人王戦」がいま話題です。
ことしの囲碁の第48期新人王戦の決勝三番勝負は、上野愛咲美(あさみ)五段(22)が姚智騰(よう・ちとう)六段(25)を2連勝でやぶり、女性として初の新人王を獲得しました。一般紙、スポーツ紙ともに大きく報じました。
早碁ではない、持ち時間が長い決勝番勝負の棋戦で女性棋士が優勝するのも初めてです。
今後、七大タイトル戦の挑戦者となり、タイトルを獲得する日も遠くないと期待がかかります。
ことしの将棋の第54期決勝三番勝負は、藤本渚(なぎさ)四段(18)対上野裕寿(ひろとし)四段(20)の対決になりました。両者はともに井上慶太九段門下。新人王戦決勝での同門対決は42年ぶりです。
「兄弟子」の上野四段は、プロデビュー戦が決勝三番勝負の第1局で、見事に白星で飾りました。第2局は「相入玉か」という熱戦を「弟弟子」の藤本四段が制し、1勝1敗で31日の最終第3局に決着を持ち込んでいます。
どちらが勝つにせよ、新人王戦優勝者は、タイトル保持者との記念対局(非公式戦)が恒例になっています。今回は、八大タイトルを独占する藤井聡太八冠との記念対局となることが確実。早くもこのことに注目する「日刊スポーツ」(10月24日付)など、話題となっています。