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2024年3月27日(水)

次期戦闘機輸出を閣議決定

「勝手に決めるな」

首相官邸前で総がかり行動

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(写真)土砂降りの雨のなか戦闘機輸出閣議決定に抗議の声をあげる参加者=26日、首相官邸前

岸田自公政権が戦闘機輸出の閣議決定をした26日、閣議決定に反対・抗議する「勝手に決めるな 緊急行動」が同日同時刻に首相官邸前で行われました。戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会が呼びかけて、土砂降りの雨のなか80人(主催者発表)が「戦闘機の輸出許すな」「閣議決定 徹底糾弾」などと声をあげました。

 総がかり実行委の小田川義和さんは「閣議決定は憲法の基本原理をないがしろにする、立憲主義の面からも民主主義の面からも何の正当性もない」と強調。紛争を助長し他国での無辜(むこ)の市民の犠牲を商売にする軍需産業でもうけをあげる堕落した国になるとして、「さよなら自公政治の運動を強めよう」と呼びかけました。

 同じく高田健さんは「戦後78年間、戦争をしないと決めた平和憲法を、閣議という20人ほどの閣僚で覆した。黙っているわけにはいかない。政治を変えることはできるし、このでたらめなやり方をひっくり返す政権をつくろう」と訴えました。日本平和委員会の西村美幸事務局次長は「メイド・イン・ジャパンの武器が他国の子どもの命を奪うなんて許したくない。私たちの声を可視化させる署名運動を会期末まで続けます」とスピーチしました。

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員があいさつし、最後まで参加者といっしょに声をあげました。


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