2025年2月6日(木)
根本原因は軍隊の本質
米兵犯罪続発 赤嶺氏「基地縮小を」
衆院予算委
日本共産党の赤嶺政賢議員は5日の衆院予算委員会で、沖縄で米軍関係者による凶悪事件が繰り返し発生するのは、人を殺傷する訓練を行う米軍の本質が根本原因だと指摘し、米軍基地問題の解決には「軍隊の整理・縮小しかない」と強調しました。
赤嶺氏は、1996年4月に当時の橋本龍太郎首相とモンデール駐日米大使が米軍普天間基地(宜野湾市)の「全面返還」で合意してから29年になるが、いまだに実現していないと指摘しました。
そのうえで、この問題の原点は95年の米兵による少女暴行事件であり、8万5000人が結集した県民総決起大会で日米地位協定の早急な見直しと基地の整理・縮小を日本政府に求めたことに言及。ところがその後も事態は何ら変わらず、少女と女性の尊厳を踏みにじる事件が繰り返されているとして、その根本原因は何かとただしました。
中谷元防衛相は、在日米軍の安定的な駐留は重要だとし、「米側に再発防止の申し入れを行っている」と答弁。赤嶺氏は、「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」が1945~2021年までに発生した在沖米軍関係者による女性への性犯罪をまとめた資料を提示し、「政府がたびたび再発防止を申し入れても、事件は繰り返されている」と強調しました。
赤嶺氏はこの背景に軍隊の本質があると指摘。「殺傷する訓練によって人権意識を失った兵士が日常生活に入り込み性的暴行などに及ぶ、ここに大きな本質がある」として、「どんなに再発防止や綱紀粛正を米側に求めても止められない。軍隊を整理・縮小する以外にない」と突きつけました。