2025年3月22日(土)
裏金事件の無反省 根本に
首相の商品券問題 山下議員が迫る
参院予算委
日本共産党の山下芳生議員は21日の参院予算委員会で、石破茂首相が「政治活動ではない」とする商品券配布問題の根っこには裏金事件への無反省があると指摘し、真相を徹底解明するよう迫りました。
![]() (写真)質問する山下芳生議員=21日、参院予算委 |
山下氏は、石破首相の政治団体「石破茂政経懇話会」の2023年度分の政治資金収支報告書には「政治活動の内訳」として「飲食代+お土産代」12万円余の支出が記載されていると指摘。「産経」20年11月19日付が報じた、赤坂(東京都港区)のそば店での石破派(水月会)会合も同年の収支報告書に記載されているとし、首相公邸で会食し、商品券を渡した会合とは何が違うのかと質問。石破首相は「趣旨を全く異にする」と強弁しました。
山下氏は「政治家が『政治活動ではない』と言えば、飲食しようが10万円の商品券を配ろうが、収支報告書に記載しなくていいということだ。これが許されたら政治資金規正法はザル法になる」と批判しました。
山下氏は、自民党裏金議員の一人、石井正弘議員が参院政治倫理審査会で、秘書が還付金不記載の違法性を認識し「清和研(旧安倍派)の事務局の方と押し問答的になったという経緯を聞いている」と証言したと指摘。当時の事務局長である畠山三男氏に違法行為の強要について確認すべきだと迫りました。石破首相は拒否しました。
山下氏は「民主政治を根本から破壊する裏金づくりが、こんな強権的なやり方で続けられていたのに放っておくのか」と批判。石破首相は「(裏金事件は)司法の判断が出ている」と強弁しました。
山下氏は、政倫審で裏金づくりについて自民党執行部から「報告を求められた」とする議員は誰一人いなかったとして、自民党全体が裏金事件の真相を解明するつもりがないと批判。「新たな裏金づくりをやり続けるなら退陣すべきだ」と主張しました。