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2025年3月29日(土)

PFAS種類公表を

衆院経産委 ラピダス社長に辰巳氏

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(写真)ラピダスの小池淳義社長(左端)に質問する辰巳孝太郎議員(右端)=28日、衆院経産委

 衆院経済産業委員会は28日、ラピダスなどの半導体企業に10兆円以上の公的支援を行うラピダス・半導体産業支援法案の参考人質疑を行いました。日本共産党からは辰巳孝太郎議員が質問に立ちました。

 政府が同法案で出資を想定するラピダスは、北海道千歳市に工場を整備し、2027年に量産を開始する予定。有機フッ素化合物(PFAS)による環境汚染への懸念や地域経済への効果の乏しさなどが指摘されています。参考人としてラピダスの小池淳義社長らが出席しました。

 辰巳氏は、日本の半導体産業が80年代、世界の半分以上の半導体をつくっていた一方、日米半導体協定などの要因で衰退し、多くの技術者が海外に流出したと指摘。「技術者や労働者の雇用を守ることが非常に重要ではないか」と質問しました。小池社長は「経営方針と事業計画をしっかり持つことが、雇用を守るために重要だ。トップとして最優先に考える」と答えました。

 辰巳氏は、熊本県に進出した台湾の半導体企業TSMCの工場から処理水が排出されている河川で、同社が使用するPFASのうち2種類の濃度が上昇したとの報道を挙げ、これらは「海外では規制されているが、日本では規制されていない。住民の懸念は非常に大きい」と指摘。同社が事前に工場で利用するPFASの種類を公表していたため濃度上昇が把握できたとし、ラピダスにPFASの種類を具体的に公表するよう求めました。

 小池社長は、日本で規制されていないPFASについては「開発中でまだ使うか決めていないが、十分に検討する」と述べました。


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