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2025年4月1日(火)

米国防長官「戦争準備」発言
自衛隊の米軍指揮下は明白

日米指揮統制強化 田村委員長が会見

 日本共産党の田村智子委員長は31日、国会内での記者会見で、30日に行われた日米防衛相会談を巡り、「自衛隊の統合作戦司令部が事実上米軍の下に組み込まれることは明白だ」と断じ、「まさに日米一体の戦争準備が本格的に動きだした。非常に危険な動きだ」と強調しました。会談は、日米の司令部機能強化に向けた「指揮統制枠組み向上」を確認。ヘグセス米国防長官が在日米軍司令部を「統合軍司令部」に再編成するため体制を強化し「戦闘司令部にする」と明言しました。

 日本側は陸海空自衛隊の実動部隊を平時から有事まで指揮する「統合作戦司令部」を24日に発足。長射程ミサイルを用いた「敵基地攻撃能力」を一元的に指揮します。

 田村氏は、ヘグセス氏が日本は中国の軍事戦略を抑止するうえで「不可欠なパートナー」と評し、「平和を欲するものは戦争の準備をしなければならない」とまで言い切ったとして、「東アジアの安全環境を著しく阻害する発言で看過できない」と強調。東・南シナ海での中国の覇権主義的行動、台湾への軍事的威嚇は許されないとし、「『戦争の準備』などといって軍事的緊張を高めることはまさに軍事対軍事のエスカレーションを引き起こすことになる」と警告し、日本政府として批判すべきだと強調しました。

 また、日中関係は前向きな打開こそ求められていると主張。日本共産党は「日中双方は互いに脅威とならない」ことで合意した日中首脳会談に基づき、良好な関係を外交で築くことが必要だと求めてきたと強調し、「憲法9条の立場に立ち、戦争の心配のない東アジアを構築する平和外交こそ必要だ」と述べました。


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