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2025年4月3日(木)

開始された前向きの流れを「大河」のように発展させ、「大運動」の目標総達成を

2025年4月2日 中央委員会常任幹部会

 全党のみなさん。

 「500万要求対話・党勢拡大・世代的継承の大運動」は、いよいよ締めくくりの月を迎えました。

 自民党の“延命戦略”の破綻とわが党の論戦の“鮮烈な先駆性”を深くつかむうえでも、世界の大局的動きをアメリカ帝国主義の“落日”の始まりという角度からつかむうえでも、さらに、都議選・参院選という連続選挙での勝機をどうつかむかという点でも、4中総決定と幹部会決議、東京の決起集会での志位和夫議長の訴えが、「大運動」成功への決意をよびおこす大きな力を発揮しています。

 常任幹部会は、4中総決定、幹部会決議、志位議長の訴えを届け切り、その実践のためにありとあらゆる力を発揮し、この4月、日々、取り組みを広げ、掛け値なしに「大運動」の目標をやりとげ、都議選・参院選の連続選挙勝利への扉をひらくことを心から訴えます。

頑張りいかんでは飛躍につながる新しい流れが始まっている

 全党のみなさん。

 「大運動」の到達点は、要求対話は74万5千人で、4中総決定が掲げた500万という目標には大きな距離があります。党員拡大、読者拡大では、3月も残念ながら後退し、前進に転じることができていません。「大運動」の目標をやりとげるには、一日一日の活動の大飛躍がどうしても必要です。

 同時に、この3月、全党のみなさんの奮闘で、今後の頑張りいかんでは飛躍につながる新しい流れが始まっていることを、みんなの確信にしていくことを訴えます。

 4中総が「戦略的大方針」と位置づけた要求対話・要求アンケートは、3月に入って2月の2倍~3倍近い規模とテンポのとりくみになっています。対話数だけではありません。対話の中身も、一方的な支持や協力のお願いという従来の中身から変化し、要求を聞くことを出発点にした対話によって、“暮らしの痛みによりそう党の存在意義が伝わる”“若い世代とも対話になり、新しい結びつきも増えてうれしい”など、これまでの国政選挙にはなかった深い信頼と協力を広げるものに発展しています。この間全員当選をかちとった東京・小金井市議選、静岡市議選、埼玉・富士見市議選などでは、要求対話・要求アンケートとその声にこたえる政策的訴えが、有権者からの期待と共感を集めたことが共通した特徴となっています。これを500万という規模でやりぬくならば、選挙勝利の展望が間違いなく開けてくる。このことが実践を通じて明らかになっています。

 党員拡大は総選挙後では最も多い296人の入党申し込みとなり、1月の約2倍となりました。とくに世代的継承が党建設の中軸にすえられつつあることは、きわめて重要な変化です。建設労働者の「集い」や若い世代・真ん中世代の「集い」が、その要求やたたかいにねざした内容で開かれ、大きく成功し、入党の申し込みが続いています。青年・学生と労働者にむけた二つの「入党のよびかけ」が、働きかける相手にも、働きかける側の党員にも琴線に触れるものとして活用が広がり、青年・学生党員で2月の2・3倍、30代~50代の真ん中世代で1・5倍の入党者を迎えています。

 読者拡大は、転勤・転居に伴う大きな減紙を乗り越えられませんでしたが、拡大数は1月、2月、3月と月を追うごとに増加し、3月は日刊紙で1月の1・1倍、日曜版で1月の1・5倍の拡大となりました。拡大の規模とテンポをさらに1・5倍、2倍、3倍へと引き上げれば、前進に転じ、目標達成への展望が開けてきます。

 みんなの力でつくりだしてきた前向きの流れを、みんなの確信にして、「大運動」の最後の月に、大飛躍をつくりだそうではありませんか。

いかにして全党運動をつくりだすか――三つの角度から自己分析し、イニシアの発揮を

 全党のみなさん。

 それでは、いかにして全党運動をつくりだしていくか。いかにして「小川」のように起こりつつある流れを「大河」のような大きな流れにしていくか。その最大のカギは、全支部の運動、全党員の運動に発展させることにあります。広がってきたとはいえ、この3月でみて、要求対話は5割、読者拡大は3割、党員拡大は1割の支部の活動によるものでした。4中総決定の討議・具体化支部は8割弱、読了党員は3割です。この現状を突破して、文字通りの全支部、全党員の運動にしていく。ここに正面から挑戦することを、全党のみなさんに訴えたいのです。

 そういう運動にしていくうえで、とりわけ党機関のみなさんによびかけたいことがあります。全国都道府県委員長会議での志位議長の中間発言で提起した三つの角度にてらして、それぞれの活動を自己分析し、弱点はただちに打開し、「大運動」の締めくくりにふさわしいイニシアチブを発揮しようということです。

 第一に、情勢の「おもしろさ」を深くみんなのものにするための政治的イニシアチブが果たせているかどうかです。この間、幹部会決議や東京での志位議長の訴えを討議したところでは、“実はもう一つ元気が出ていなかった”“これですっきりと頑張れる”という議論になることも少なくありません。支部でどんな政治討議になっているか、連続選挙の勝機を攻勢的につかめているかを党機関がつかみ、機関自身も政治討議を深め、支部への政治的な激励・援助・指導を強めることが大切ではないでしょうか。

 第二に、要求対話・要求アンケートの活動の「おもしろさ」を全党に返し、一般的強調にとどめず具体的作戦と行動を組織できているかどうかです。機関役員自身が要求対話に踏み出し、その手ごたえを自らの言葉で語っているところでは、支部も踏み出す流れが広がっています。支部が得票目標、対話・支持拡大目標をもって具体的に踏み出すところまで援助すれば、「すごい方針だ」とつかまれ、支部が自覚的にとりくむ行動に発展しています。

 第三に、党建設で「やればできる」ことを実践で示し、とくに世代的継承・党員拡大で二つの「入党の呼びかけ」と推進軸の「集い」のイニシアチブが発揮できているかどうかです。私たちが胸を痛めているのは、「大運動」で1人の党員も迎えられていない地区も少なからず残していることです。困難を抱えながら、突破口を開けていない党組織こそ、「やればできる」ことを実践で示す援助を強く求めている――このことを心に刻んで、常任幹部会も、都道府県委員会とともに力をつくす決意です。

 すべての都道府県・地区委員会、県・地区常任委員会が、いま一度幹部会決議にたちかえって活動を自己分析し、目標をやりきることを正面にすえた決意と執念をもち、4月はありとあらゆる手だてをとりきって、全党への指導責任を果たそうではありませんか。

4月前半までに「実践で突破」をはかろう

 「大運動」の期日を迎える4月は、月前半までに「実践で突破する」「やればできる」という典型的経験をつくり、4月末にむけて大きく広げていくことができるかどうかが勝負となります。

 4中総決定と幹部会決議にもとづく活動を貫きながら、次の点を重視しましょう。

 ――4中総決定と幹部会決議とともに、東京の党と後援会の決起集会での志位議長の訴えでの政治討議・政治指導を貫いて、立ちあがる支部、党員を広げぬきましょう。4中総の未討議支部の状況を掌握し、党機関から親身な援助をつくしましょう。

 ――全有権者規模の大量宣伝に大きくうってでることと結んで、要求対話の二つの柱の活動――(1)すべての読者・後援会員・支持者の総訪問を4月末までにやりきる、(2)軒並み訪問、街頭対話、職場・学園での門前対話など、広い有権者との対話に作戦的にとりくむ――の具体化、実践を広げましょう。3・20支部活動交流会を学び生かしましょう。

 ――青年・学生向け、労働者向けの二つの「入党のよびかけ」を読みあわせ、対象者を出し合い、広く「よびかけ」を届け、働きかけに踏み出しましょう。各分野の「集い」や若い世代の「集い」をさらに広げるとともに、支部での事前の意思統一をはじめ、「集い」を通じて入党を訴える具体的な段取りをとりきりましょう。

 ――読者拡大で、見本紙と「100万読者回復・10億円募金」のチラシを活用した二つの独自追求を貫き、月前半で4月の日刊紙・日曜版・電子版の前進のめどをつけ、さらに目標に向かっての奮闘を広げましょう。

「各党がふるいにかけられるプロセス」で新しい政治局面――攻めに攻め勝利つかもう

 全党のみなさん。

 この間の情勢の進展のなかで、大きな危機に陥った自民党の“延命戦略”の破綻があらわになるとともに、4中総決定が先駆的に見通したように、「各党がふるいにかけられるプロセス」という点で新しい政治局面が開かれてきました。

 維新の会は、「高校授業料無償化」と引きかえに、8・7兆円の大軍拡を含む予算案に賛成し、しかも“4兆円の医療費削減”という猛毒を自公にのみこませました。国民民主党も、今国会の最大の課題の一つだった企業・団体献金禁止をめぐり、“禁止に反対”との立場を自公と合意し、企業・団体献金を温存したい自民党をアシストしました。

 維新の会、国民民主党という二つの党が自公の補完勢力であるという本質は、今や明らかです。「高額療養費の見直し」を掲げてきた点でも両党の破綻は明瞭です。

 大いに攻めに攻めて勝機をつかみにいく時です。来たるべき参院選では、日本共産党の躍進で、自民・公明に退場の審判を下すとともに、「野党を名乗る補完勢力」――維新・国民にも厳しい審判を下そうではありませんか。

 国民要求実現に力をつくすとともに、「日米軍事同盟絶対」「大企業の利益最優先」という「二つのゆがみ」に切り込む日本共産党の躍進を、情勢は切実に求めています。開始された前向きの流れを「大河」のように発展させ、「大運動」の目標を総達成し、自らの力で“風”を起こし、連続選挙勝利の流れを必ずきりひらこうではありませんか。


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