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2025年4月4日(金)

きょうの潮流

 教育をめぐる問題に正面から切り込んだドラマ「御上(みかみ)先生」で生理の貧困をとりあげた回がありました。早くに両親を亡くし祖父母の介護と困窮に苦しむ高校生が生理用品を万引きします▼なぜ、そうした行動に走ったのか。生理用品を盗まざるをえなかった事情や悲痛なサイン…。ひとりで苦悩する生徒の姿から社会の格差や貧しさがあぶり出されていきます▼トイレットペーパーと同じように生理用品を。いま学校や公共施設に生理用品を設置させる運動が全国で広がっています。岡山県では高校生が「生理革命委員会」をつくり卒業後も活動を継続しています▼内閣府の調べでは、生理の貧困にかかわるとりくみを実施している地方公共団体の数は926。そのために予算措置した自治体も増えています▼共産党の吉田紋華(あやか)三重県議が生理の貧困について投稿したところ8千件をこす殺害予告のメールが届きました。政治課題の指摘を恐怖で封じ込める。背景には女性蔑視も。生理の負担軽減は世界の流れで、欧州では自治体や学校などの公的機関で生理用品の無料提供を義務化する運動が広がります▼吉田県議の投稿に対し、自民党の杉田水脈(みお)前衆院議員がナプキンを持ち歩くことは「女子のたしなみ」などと自己責任論に転嫁しています。「パーソナル・イズ・ポリティカル」(個人的なことは政治的なこと)は「御上先生」のテーマにもなりました。生理の貧困は人権問題。女性たちが上げた声を黙らせようとするものとのたたかいです。


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