2025年4月19日(土)
新しいうるまへ
市長選あす告示 タイガ予定候補決意
![]() (写真)支援者の声援に応えるタイガ予定候補(右から2人目)と高良さちか予定候補(右端)=17日、沖縄県うるま市 |
沖縄県うるま市長選挙が20日告示(27日投票)されます。「オール沖縄」の玉城デニー県政を支える立場で前県議の照屋タイガ氏=無所属新=は、現職の中村正人氏=自民・公明推薦=らとの三つどもえの大激戦を勝ち抜こうと、必死の奮闘を続けています。
タイガ予定候補は、連日のように街頭に立ち、市民の格差を広げてきた歴代市政や中村氏を批判。学校教育の完全無償化などの政策を掲げ、「自己責任を押しつけ、子どもたちの成長に責任を持たない市長はいらない。市長選で新しいうるま市への一歩をみんなでつくろう」と呼びかけました。
17日には女性の支援者らと市内各地でリレートーク。参院沖縄選挙区の高良さちか予定候補や女性議員たちも駆け付けました。
現職・中村氏の陣営は、自公の議員を全県的に同市へ集中させ、組織戦を展開。中村氏本人が市内企業の朝礼で訴える姿をSNSに投稿しているほか、企業を徹底して締め上げ朝夕の街頭宣伝などに動員しています。
元自民党県連会長で新人の照屋守之氏は「いつだって自民党に復党できる」と豪語。基本姿勢は中村氏と変わりません。
タイガ予定候補は、現市政が国の予算獲得のパイプを誇示する一方、市民所得が県内最低水準に低迷する問題を追及。市民生活を支える市政に変え、陸上自衛隊勝連分屯地の増強など国の軍事拡大にノーと言える政治を必ずと強調しています。
日本共産党はタイガ予定候補の押し上げに力を尽くすとともに、同日選の市議補選(欠員3)で玉城ナオキ党予定候補の勝利を何としても、と全力を挙げています。