世界は大きく変わりつつあります。米国の「一国覇権主義」の時代は終わり、軍事力優先のやり方は
通用しなくなりました。アジアでもアメリカ大陸でも平和の共同体がひろがっています。日本共産党は
憲法9条をまもり生かして、世界とアジアの平和に貢献する日本をつくります。
■核兵器廃絶をめざし、名実ともに「非核の日本」を
オバマ大統領が、米国の歴代指導者として初めて「核廃絶」を言明。核兵器廃絶にむけた新たな
動きが世界でおこっています。日本共産党の志位委員長はオバマ大統領に「核兵器廃絶の国際交
渉」をただちに開始することを求める書簡をおくり、米国政府から「感謝」の返書が届きました。日本共
産党は、地球上から核兵器をなくすため全力をあげます。自民党政府が米国と結んだ“核持ち込み
容認”の「密約」を公表・廃棄させ、名実ともに「非核の日本」をつくります。
■「日米同盟絶対」から憲法9条にもとづく外交へ
憲法9条のめざす「戦争のない世界」が現実の流れとなりつつあるのに、
海外派兵の拡大、「核のカサ」への固執、米軍基地強化、憲法改悪をすす
める自民党政治は異常です。
日本共産党は、インド洋やソマリア沖から自衛隊を撤退させ、在日米軍基
地強化をやめさせます。憲法の全条項をまもり、9条にもとづく平和外交で、
世界の進歩に貢献します。「軍事同盟絶対」のおおもとにある日米安保条約
をなくし、米国と対等・平等の友好条約を結びます。
■地球温暖化をくいとめる国際的責務を果たす
2020年までに「1990年比で30%削減」という中期目標を確立して、着実に実施します。最大の排出源である産業界と公的協定をむすび、実効ある取り組みを義務づけます。自然エネルギーによる電力を電力会社が全量買い入れる「固定価格買取り義務制度」を導入し、自然エネルギーの利用を大幅に拡大します。