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弁護士、労働組合役員、国会議員がいっしょに考えます
笹山 尚人さん
(弁護士)

写真社会の矛盾が,みなさんを苦しめているのであって,みなさんの能力や努力が足りないからではありません

大木 寿さん
(全労連・全国一般労働組合 中央執行委員長)

写真憲法は労働者を守り、要求を実現するための労働組合を認めています

小池 晃さん
(日本共産党 常任幹部会委員、政策委員長、参議院幹事長)

写真若者の非正規雇用が拡大し続けていることにメスを入れるべき


アンケートのページによせられている声

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  • [1](不安、不満:仕事がみつからない)
     私は6年ほど前に勤務中の事故で身体障害者となりました。後に障害を理由にリストラされ、現在まで就業出来ずにいます。求職の為にハローワークや求人誌などで仕事を探しましたが、いずれも身体に障害をある事を理由に断られ続けています。面接すら受けさせてもらえません。現在は家賃も一年近く滞納しており、市や福祉事務所などに相談しても全く助けてもらえません。一時的にでも生活保護を受けられるかと相談に行っても「先に自己破産して来い!!」と言われる始末。自己破産して相談に行っても「車を持っているから話にならない!!」と言われます。しかし、現実問題として車がなければ生活が成り立ちません。なにも高級車に乗っている訳でもなく、なんとか買えた安い車です。生活保護を受けながら高級車に乗っている人も存在するのに、これでは理不尽としか言いようがありません。どこか、まともに話を聞いて相談に乗ってくれる所は、この国には無いのですか?「弱者は死ね」と言う事なのですか?(30代以上、就職活動中)

  • [2](不安、不満:仕事がみつからない、学歴、性別で就職差別がある、就職活動が忙しすぎる)
     私は、この一年間地方にある就職支援施設で、カウンセリングを受けて、正社員雇用を目指し就職活動をして来ました。 しかし、私の住んでいる地方 においては、企業側が正社員雇用で求人を出しておきながら、30〜50人と言う求職者が来ているにもかかわらず、採用をしないと言う事をしています。
     これでは、私は東海地方に住んでいるのですが、最近東海の方ではさも景気回復をうたった記事等、マスコミが報道をしておりますが、請負派遣パートバイト等の非正社員雇用が増えて来ただけで、正社員雇用の求人は全然ないと言ってもいいほどです。 非正社員では、民間が経営している各施設の利用が制限されて、結婚相談所を利用しようと思うと、正社員が前提となり、非正社員においては、差別的扱いを受けて、結局は、年老いて一人になると言う結果が待っているだけです。特別養護老人ホームは、今どこの地方自治体でも一杯で、利用は出来ない状況で、腰が曲がってからの一人暮らしで、何も出来ずに、非正社員を貫いた人にとっては、孤独死を迎えるだけです。 だから、今の若い人は、就職をしないのであって、民主主義を日本政府が貫いているのなら、誰もが幸せになれる世ならミスマッチ等の就職問題なんて事は、起こらないと思います。まずは、非正社員でも正社員のごとく色んなことが出来る世の中を作るもしくは、正社員になりたがっている人を非正社員から正社員に取り立てる事をするのが、私は、就職難の解決になると思います。 今のこの身分制度的世の中では、何をやっても根本的な解決を見ないと思います。(30代以上、就職活動中)

  • [3](不安、不満:仕事がみつからない、正社員になれない)
     無職者(ニート)54万人、フリーターの増加ということをニュースで耳にしました。このままでは、厚生年金が成り立ちません。そして、さらに経済苦の人たち、自殺者、ホームレスが増えそうな感じがします。共産党や民主党、社民党の野党の議員の皆さんがよく雇用問題や諸問題について追及されている ようですが、小泉総理をはじめ、自民党、公明党の政府は、「若者の能力や努力が足りない」「いくらでも、求人があるのに」「その程度の約束を破ったことは大したことない」「人生いろいろ、会社もいろいろ」と国民を馬鹿にし、開き直った感じで怒りを感じます。会社の倒産、リストラ、経済苦での自殺者が急増しているのに、そんな捨てゼリフはもってのほかだと思います。こういう苦労、不安になっている人たちは、「人生いろいろ」なんですか?
     ネットで自殺者を募る集団自殺が多発してますが、ほとんど若い人ばかりです。このままでは、明るい未来は見えません。今まで、巧みな言葉、キャッチフレーズを並べて、多くの支持を受けていた小泉総理は選挙の時はいい事を言ってますが、選挙の後は問題を丸投げで、海外を外遊し、「感動した」と言って楽しんで、真剣に国民生活の事を考えてるのか疑問に感じます。国民には「長い間、痛みに耐えてくれたから、後は幸せになる」とか言ってるが、役人は天下りとか無駄遣いをしているのに不公平です。「痛みに耐えろ」と言うが、国民は限界です。それで、何も見返りがないなら、国民はかわいそうなものです。政府は「530万人雇用創出」と公約を掲げてますが、正社員の採用が少なく、アルバイトやフリーター、派遣社員が多いのにできるのでしょうか?年金改悪、定率減税廃止、増税、道路公団改悪、景気改悪、天下り、特殊法人、役所、省庁の無駄遣いなどで、国民負担が増す中で日本歯科医師連盟の1億円小切手問題で、元総理は「知らない」と言ってる。知らないで、済むと思ったら、大間違いです。後、労働局、厚生労働省、社会保険庁の不祥事。これは、僕たちの就職、雇用、年金について考える所なのに、無駄遣いや裏金などのニュースを聞きます。国民を馬鹿にし、本当に僕たちの国民生活を真剣に考えているのでしょうか。
     あと、政党で共産党さんだけが、政党助成金、企業・団体献金は受け取らずに、赤旗の新聞と個人の有権者の寄付のみだけで、政治活動をしているのに関しては尊敬します。企業は、政党に大金を献金する余裕があるなら、「僕たち就職できない人を雇ってくれ」、そして「サービス残業時間をなし」、「給料も低賃金にするな」、「正社員を雇ってくれ」と言いたいです。政党助成金を受け取らない共産党さんは、筋道が通って、説得力があります。これからも弱者のことを考えていただいて、頑張ってください。(20代前半、就職活動中)

  • [4](不安、不満:労働時間が長い、職場でいじめがある)
     今年の3月に大学を卒業し、運よく採用試験に合格し、小学校教師になりました。希望を輝かせて、臨んだ社会人としての最初の一歩でした。しかし、現実は違いました。指導教官、そして管理職、職場全体からのイジメでした。(=いわゆる新人撃ち)6月に一度入院してしまい、7月下旬に復帰しましたが、当然のことながら私の居場所はありませんでした。8月、9月、10月と、子どもたちや親から認められたくて、自分の身体を切り売りするような形で毎日仕事をしました。しかし、無理が祟って、また病気になってしまい、今に至ります。病気の為、仕事にいけない状況にあります。
     私の職場は、いわゆる「長いものにはまかれろ」的で、職場内でイジメがあっても、他の教師は見て見ぬふりするか、陰口を叩きます。後ろ指をさします。こんな職場では、精神状態がいつも悪く、子どもに悪影響を及ぼし、クラスも荒れてしまいます。指導教官には、物を隠されたり、他の教師とつるんで陰口を言われたり、監禁状態にした部屋に呼び出され、「これから、私(=指導教官)とやっていくのか、一人でやっていくのか、五分で決めろ」と言われました。また、他の教師と私を比べて、「あんたの授業は最低だ」というふうに言われ、未だにそのことがトラウマになっています。管理職にこれらの事実を伝えましたが、「それが(指導教官の悪口雑言に耐えること)仕事です。」の一点張り。管理職が怖くて、他の教師も見て見ぬふりをしている職場です。他人には、「給料が高いんだから当たり前だ」とか、「あなたはエリートだから…」と言われますが、果たしてそうなのでしょうか。給料の10%以上は、教材研究などの勉強会に行くための費用に使っています。毎日の残業は当たり前です。また、学級経営していくための教具を買うお金は、全て自費です。休日は、起き上がれないほど、寝込みます。体重が一週間で4キロも減りました。病院にかかる費用もバカになりません。職場でイジメがあったら、仕事できますか?私はそこまで強くありません。それで教師に向いていないと言われたらそれまでですが・・。クラスの子どもやその親には大変申し訳ない気持ちですが、今は職場に足を踏み入れることができません。今の教育現場では、そんな状況に耐えれる教師が向いているそうですが、教師に向いてる向いてないなんてないと思っています。2回目の病気休暇に入ったとき、管理職から「解雇も考えている」と言われました。見て見ぬふりどころか、イジメた人たちは咎められずに、新任に全てを押し付けようとしている管理職が許せません。同期の教師仲間にそのようなことがあるかどうか聞いたところ、誰一人としていませんでした。そのような実態があることも知っておいてほしいです。(20代前半、正職員)

  • [5](不安、不満:給料が安い、残業代が出ない、休日が少ない)
     今現在、私が勤務している会社は、国税庁や労働基準監督署が昨年に入ったおかげで、今年の1月から就業規則の改訂・残業代の算出方法等の改善により、職場環境の改善・残業代の大幅アップ(今までの1時間あたりの金額があまりにも少額すぎた)が実現した。しかし、今年の7月を過ぎた頃から月30時間を超える残業代(時間)をタイムレコード等の操作でカットされている従業員が多くなって来ている(30時間の残業をしたら超過しないように定時でタイムレコードを操作する)。会社の幹部会などで管理本部から口頭で各営業所長に通達があったようです。せっかく良い方向に進むかなと思った矢先なのでどのように会社に言って良いか、判りません。アドバイスをお願いします。(30代以上、正社員)

  • [6](不安、不満:給料が安い)
     コンビニで働いている10代の男性です週3日から4日働いてます最初職業安定所に書いてあった条件とは違うのです。勤務時間は要相談と書いてあったのに面接に行くとそんな話は出ず、結局採用されましたが労働条件が悪いです。この前は13時間勤務しましたが、休憩は30分しか取れませんでした。オーナーや店長や同僚の人にいつも頼まれるんですが、拒否しようにもできません。  この前少しシフトを変えてくれと言ったらアルバイトはいつでも解雇できるみたいなこと言われました。しかもそのあとで4日あったシフトを3日に減らされました。そのあとで「君が全部の時間ができると言わないと二日するかもしれない」と言われました。結局2日にはなりませんでした。それでまた4日にもどったんですが、最近また3日にされました。しかもいつクビなるかとびくびくしてます。  これはほかの人の話ですが、仕事ができるのにオーナーが気に入らないと理由でクビになった人がいます。平気で相談もなしに人のシフトを減らしたり解雇したりするので本当に不安です。いまほか仕事を探してますが、中卒なので見つかりません。最近将来のことを考えると不安になります。こうゆう日本の現状を共産党の力でどうにかならないでしょうかお願いします。(10代、アルバイト)

  • アドバイス・アンケートによせられた声(04.12.07up) アドバイス 林真由美さん(弁護士)、林萬太郎さん(日本高等学校教職員組合中央執行副委員長)、大門みきしさん(日本共産党参議院議員)

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