2011年11月3日(木)
TPP反対 草の根から
食健連が座り込み・要請
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日本の食と暮らしを危うくする環太平洋連携協定(TPP)交渉参加問題が緊迫するなか、農民運動全国連合会(農民連)と国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は2日、参院議員会館前で座り込みをして「TPP交渉参加はどうしても許されない」と訴え、国会議員要請をしました。
農民連の笹渡義夫事務局長は、地方議会でTPP反対の意見書が採択されていると運動の広がりを強調し「野田内閣を追い詰める運動を草の根から広げよう」と訴えました。
新潟県から参加した同県農協労連の北村新・副委員長は、医療関係者もまじえた集会が成功したとし「宣伝カーを連日運行してアピールする」と発言。「地域経済と雇用に打撃だ。政府にたいしTPP交渉参加反対の緊急要請電報を集中する」(全労連)、「住宅リフォーム助成制度なども、アメリカから『非関税障壁だ』と撤廃要求がでる」(全商連)など、TPPの危険性と反対運動の決意を表明しました。
座り込み参加者にたいし、日本共産党の紙智子参院議員が激励しました。通りかかった自民党議員らからも「断固反対だ」との声がでました。