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2011年11月3日(木)

ベトナム共産党書記長と日本共産党代表団が会談

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(写真)会談するチョン書記長(中央右)と緒方副委員長(同左)=1日、ハノイ(面川誠撮影)

 【ハノイ=面川誠】ベトナム共産党との第4回理論会談のため訪越した日本共産党代表団(団長、緒方靖夫副委員長)は1日、ハノイのベトナム共産党本部で、同党のグエン・フー・チョン書記長と会談しました。

 チョン氏は代表団の訪問を歓迎し、訪問が重要な成果を上げたことを喜んでいると述べました。

 緒方氏は歓迎に感謝し、ベトナム共産党第11回大会の成功とチョン氏の書記長選出への祝賀を伝達。今回の理論会談が成功裏に終わったことを踏まえ、会談を継続し次回は日本で開催したいと述べました。

 同氏は、チョン氏が1994年に訪日し、不破哲三委員長(当時)、志位和夫書記局長(同)と会談して帰国後に発表した「桜の花と共産主義者の心」と題するエッセーを読んで、チョン氏の理論への強い情熱と共産主義者としての温かい心を感じたと語りました。

 緒方氏は、志位、不破両氏からのあいさつを伝え、チョン氏は両氏へのあいさつを託しました。

 チョン氏は、理論会談が互いに学び合う機会になっており、今後も定期的に続けることが両党にとっても、また、社会主義全体にとっても有意義だと指摘しました。

 同氏は、両党の活動について、当面している任務と課題には相違点があるが、社会主義、共産主義社会に向けて努力することでは共通しているとして、交流を深め意見交換していくことを歓迎すると述べました。

 緒方氏はこの機会に、日本での原発事故と日本共産党の立場を説明しました。

 双方は今後、理論交流をはじめ、両党の連帯の関係をいっそう発展させていくことを互いに強調して、終始友好的な雰囲気で行われた会談を終えました。


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