2011年11月5日(土)
辺野古・泡瀬干潟を調査
党沖縄県議団 テント村で懇談も
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日本共産党沖縄県議団の嘉陽宗儀団長ら5議員は4日、新基地建設が計画される名護市辺野古と、埋め立て工事の再開が強行された沖縄市の泡瀬干潟を現場調査しました。
政府は年内にも新基地建設に関する環境影響評価(アセスメント)の評価書を提出するとしており、事態は緊迫しています。
座り込みの抗議行動を続けている辺野古のテント村では、ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表と懇談。「米国政府内でも辺野古は無理との声がある。来年6月の県議選の結果を見て判断するとの動きもありますね」と語る安次富氏に、党側は「日米両政府は沖縄県民すべてが反対する不可能なものを推し進めようとして完全に破綻している。建設を許さないたたかいを今後も進めていきましょう」と激励しました。
泡瀬干潟では、国の浚渫(しゅんせつ)工事がすすむ現場を視察。液状化の危険や防災対策について県土木建築部は「埋め立て後に土質調査を実施しないと判定できない」などと無責任な態度に終始しました。
嘉陽団長は「埋め立てありきで、サンゴなど貴重種はすべて死滅してしまう。県民と力をあわせ、無謀な埋め立てを食い止めたい」と話しています。