2011年11月5日(土)
「TPP反対」 エール交換
農民連・食健連と農協・市民
国会前
|
農民連(農民運動全国連合会)と全国食健連(国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会)は4日、参議院議員会館前で「国民生活を破壊する環太平洋連携協定(TPP)交渉の参加表明は絶対に許さない」と座り込み・要請行動をおこないました。
座り込みは2日につぐもの。農協関係者や市民団体の「TPPを考える国民会議」も要請や集会を開きました。農民連・全国食健連の座り込み参加者は「TPP反対で最後までたたかおう」とエールの交換をしました。
北海道からかけつけた農民連の白石淳一会長は、アメリカの要求で農林水産業の関税撤廃や食の安全、医療保険の仕組み破壊などTPP交渉参加の危険性が明らかになっていると強調。「『TPPに参加したら将来はない』と不安と怒りが渦巻いている。連鎖的にTPP反対集会をしている。追い詰められているのはTPP推進派だ。最後まで頑張ろう」と呼びかけました。
千葉県農民連の大木伝一郎会長は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にあわせ野田首相の地元・船橋市で13日に緊急の県民集会を開くことを決めたと報告。「野田事務所に要請・抗議するし、急ピッチで集会を準備している」と話すと「頑張れ」との声と拍手がでました。