2011年11月8日(火)
議員集会は画期的
TPP阻止へ 市田氏が会見
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日本共産党の市田忠義書記局長は7日、国会内で記者会見し、超党派の国会議員で開かれた「TPP(環太平洋連携協定)交渉参加に慎重な対応を求める議員集会」について、「野田総理がAPEC(アジア太平洋経済協力会議)でTPPへの参加表明をすべきではないという一点に絞った集会が、みんなの党を除くすべての政党・会派の委員が一堂に会して行われたことは画期的なことだ」と述べました。
市田氏は、集会に政党・会派の中心的メンバーが集まったことについて「(交渉参加への)異論が会派を超えて強いことの表れだ」と指摘。世論調査でも、TPP交渉参加について政府はきちんと「説明していない」と答える人が9割を超えるなど、賛否の違いを超えて批判が広がっているとして、「総理の勝手な決断でAPECでの参加を表明するなどというのは、議会制民主主義に反する絶対に許されない行為だ」と強調し、「われわれは、院内外でたたかいを強め、参加を阻止するためにがんばりたい」と述べました。