2011年12月21日(水)
三陸漁業の復興ともに
岩手県漁連と紙参院議員懇談
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東日本大震災で被災した漁業の復旧・復興状況の調査で岩手県入りしている日本共産党農林・漁民局長の紙智子参院議員らは2日目の20日、県漁連の大井誠治会長と懇談しました。大井会長は「現地調査など熱心な共産党に感激しています」と調査団をねぎらいました。
国の第3次補正予算でできた人件費を含む必要経費を支援する「がんばる養殖復興支援事業」に関して、大井会長は「漁協職員も被災し、人手も限られる。できるだけ簡素な手続きにしてほしい」と要望。復旧・復興にあたって「魚を取る漁師だけでなく加工、冷蔵など、関連企業も一体で復旧しないと回らない」と訴え、二重ローン対策など国への要望を伝えました。
紙議員は「三陸の復興は、日本の漁業にとって重要だという立場で頑張りたい」と応えました。
紙議員は同日、県庁で東大野潤一農林水産部長から復旧・復興の全容と進行状況の説明を受けました。党農林・漁民局の有坂哲夫次長、斉藤信、高田一郎両県議らが同席しました。紙議員は19日夜、宮古市の水産加工業者らと懇談しました。