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2011年12月22日(木)

2万5千アクセス 番組史上最多

「ニコニコ動画」 生放送に穀田・吉井氏

北朝鮮・原発を語る

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(写真)ニコニコ生放送に出演する穀田恵二(左)、吉井英勝(右)両衆院議員

 日本共産党の穀田恵二国対委員長と吉井英勝衆院議員は20日、インターネット動画サイト「ニコニコ動画」の生放送番組「ニュースバックヤード」に出演し、「2011年を総決算 共産党がチェック」をテーマに語りました。司会は政治ジャーナリストの角谷浩一氏。

 番組では北朝鮮の金正日総書記の死去が話題になり、穀田氏が外交的手段で拉致や核などの問題を解決するという一貫した党の立場を語りました。日本共産党は国会の一党派として超党派の訪朝団に参加する一方、北朝鮮の国際的無法行為を厳しく批判して1980年代から朝鮮労働党との関係は断絶していると紹介。「非常にシビアに対応している唯一の党です」と述べると、角谷氏は「なるほど。知らなかった」とうなりました。

 角谷氏は吉井氏について「国会で原発の議論をずっとリードしてきた」「(福島原発)事故が起こる前に警告を発し、いま思えば全部的確な警告だった」と紹介。「吉井さんを出せ出せという(視聴者の)声が多く、やっと念願がかなった」と語りました。さらに「九州電力のやらせも『赤旗』のスクープだった」と述べました。

 野田佳彦首相の「事故収束」宣言について吉井氏は「福島原発はとても『冷温停止』といえる状態ではない」と指摘し、宣言の背景に原発輸出などで利益を上げようという原発利益共同体の思惑があると批判しました。

 「(原発)利権の乱用が国民を危険にさらした」との視聴者のメールに対し、吉井氏は国民投票で建設後の原発を一度も稼働させていないオーストリアの例をあげ、「国民の意思が示されるようになると、原発で利益をむさぼる人たちを抑えることができる」と発言。原発関連企業による政治献金やパーティー券購入の規制などを提案しました。

 アクセスは2万5千を超え、番組史上最高を記録。最後に「来年の共産党の活動に期待しますか」との視聴者アンケートに71・4%の人が「はい」と回答しました。「本日の番組がとてもよかった」は75・2%でした。


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