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2011年12月24日(土)

八ツ場ダム建設決定

政府・民主党

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 政府・民主党は23日、野田佳彦首相も出席して首相公邸で三役会議を開き、八ツ場ダム(群馬県長野原町)の建設継続を正式決定しました。同党は衆院選マニフェスト(政権公約)に建設中止を明記、政権交代後中止を打ち出しましたが、結局、ほごにすることになりました。前原誠司政調会長は来年度予算案への本体工事費の計上に反対する考えを表明していましたが、最終判断は政府に委ねるとして公約違反の建設継続に転じました。

 三役会議では前原氏がマニフェストを順守すべきだとして建設中止を主張。輿石東幹事長も「反対は党としての意思だ」と述べました。藤村修官房長官は利根川水系の河川整備計画を早急に策定するなどとした「官房長官裁定」を国交省が尊重することを条件に予算計上に理解を求め、前原氏らも受け入れました。

 前原氏は会議後、記者団に「最終決定は政府に委ねる。極めて残念だ」と述べました。「マニフェストを守れなかったことは責任を感じる」とする一方、「キャッチャーとして(野田政権を)支える姿勢に変わりはない」と語りました。


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