2012年1月24日(火)
雇用期間延長 さらに前進を
KBS京都 100人勝利の報告集会
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民放労連京都放送労働組合は23日、KBS京都で働くアルバイト職員100人の雇い止めを撤回させ、1年間の雇用継続をかちとったたたかいの勝利報告集会を京都市上京区で開きました。組合員や支援者らがかけつけ、非正規労働者の切実な要求をさらに前進させようと決意を交わし合いました。
雇用継続となったのは、報道カメラマンのアシスタントや庶務など常勤アルバイト22人と番組のアルバイト78人。集会で喜びをかみしめていました。
報道部でテレビ放送の字幕や絵などのテロップをつくっている男性(29)は「雇用を延長してもらえれば、職場でのスキルアップ(技能向上)ができると思います。頑張っていきます」といいます。
蔵外内伸一委員長は「さらに2年、通算5年間の雇用期間延長へ雇用の安定と生活の向上をはかっていくためにこれからも奮闘しましょう」とあいさつ。古住公義副委員長は、14人が組合に加入し労資交渉を重ねた経過を報告。「昨年末の交渉で見事に雇用延長をかちとり、今春闘の要求として時給1100円を会社に求めていく」と表明しました。
民放労連の井戸秀明副委員長、京都総評の梶川憲事務局長らが来賓あいさつしました。