2012年3月14日(水)
JA全中集会
TPP事前協議 中断せよ
紙議員発言に連帯の拍手
|
全国農業協同組合中央会(JA全中)は13日、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加断固阻止の全国要請集会を東京都内で開催しました。
全国から農業団体や生協関係者ら約1100人が参加。主催者あいさつした萬歳章会長は、野田内閣がアメリカやオーストラリアなどとTPP交渉参加の実質的な事前協議をしているとし、「国民をだます背信行為といわざるを得ない」と批判。事前協議を中断することを求めて、広範な国民各層と連帯してTPP交渉参加に断固反対していく決意をのべました。
政党討論会がおこなわれ、民主、自民、公明、社民の各党代表とともに、日本共産党の紙智子参院議員(党農林・漁民局長)が発言。会場から「共産党頑張れ。しっかりしている」との声がかかりました。紙氏は、TPPへの参加を心配して北海道の大規模酪農家から離農の訴えがあったことを紹介しながら、TPPは広範な国民生活に犠牲を押し付けるものだと強調。「国益に反するTPPの事前協議をやめるべきです。日本共産党は反対世論を広げるために全力をつくします」と決意を表明すると、大きな拍手がわきました。