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2012年3月28日(水)

民主が築地移転賛成

都議会委で予算可決 共産党は反対

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 東京都議会予算特別委員会は27日、東京外郭環状道路や巨大港湾建設、20年オリンピック招致、外国企業誘致を加速し、防災や放射能対策、福祉は後回しにする2012年度一般会計予算案を民主党、自民党、公明党、生活者ネット・みらいの賛成多数で可決しました。日本共産党は予算組み替え動議を提出し、予算案に反対しました。

 同委はまた、築地市場(中央区)の移転予定地(江東区豊洲)の土壌汚染処理工事と移転関連経費を盛り込んだ中央卸売市場会計予算案を民主、自民、公明3党の賛成多数で可決しました。2009年の都議選で築地移転反対をマニフェストに掲げていた民主党も、賛成に回りました。

 日本共産党は、汚染対策工事費を削除する修正案を提出し予算案に反対。日本共産党とネットのほか民主党の2都議も予算案に反対しました。

 討論で日本共産党の清水ひで子都議は「質疑を通じて、防災にお金を使いたくないという石原慎太郎知事の立場が明確になった。わが党は住民の命と健康、暮らしと財産を守る自治体の魂を取り戻すため奮闘する」と強調しました。大山とも子都議が予算組み替え動議の趣旨説明を行いました。組み替え動議は民主、自民、公明、ネットの反対で否決されました。予算案は29日の最終本会議で議決されます。


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