2012年4月4日(水)
米軍機騒音最高91・5デシベル
2・3月 市が観測結果まとめる
島根・浜田
島根県浜田市がまとめた在日米軍機による2、3月の飛行騒音等の状況報告書が3日明らかになりました。
旭支所の騒音測定機による観測ではすべて80デシベル以上、2月には8回だったものが、3月後半には68回と急激に増加しています。
夜間、2時間40分にわたり23回飛んだ3月14日には、1月の観測開始以来最高の91・5デシベル(騒々しい工場の中に匹敵)を記録。住民から支所に「子どもが起きる」「テレビの音が聞こえない」「電話が聞こえない」などの苦情が寄せられました。27日夕方には1時間10分で15回飛び91・2デシベルを観測。そのほかは80デシベル台が38回もあります。
旭支所によると旭こども園では「昼寝中の子どもがおびえる」といいます。
旧浜田市と金城支所管内ではそれぞれ24回の飛行音や機影が確認され「テレビの音は聞こえるが、何を話しているのか聞き取りにくい」「夜間で方向は確認できなかったが飛行音が20回程度聞こえた」などの報告が寄せられています。弥栄支所では9回の飛行音や機影が報告されています。