2012年4月12日(木)
北「ロケット」
解決は外交努力で
迎撃ミサイル配備 沖縄で抗議集会
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北朝鮮の「ロケット」発射と、それを口実にしたパトリオット・ミサイル(PAC3)や自衛隊部隊の大規模な配備運用に抗議し平和的解決を求める集会が11日、那覇市内で開かれました。
激しい雨の中、県庁前ひろばには、日本共産党、社民党、沖縄社会大衆党3党や沖縄県統一連などの平和・市民団体、新基地建設に反対する辺野古や高江の住民団体、爆音訴訟団など10団体と個人が集いました。集会後、参加者は市内繁華街をデモ行進しました。
沖縄県統一連の新垣繁信代表幹事は「日本を戦争する国にする動きを許してはいけない」と県民の団結を呼びかけました。
日本共産党からは、まえさと保県議予定候補らと参加したマエダ政明県議団長代理が連帯あいさつ。国連決議に基づき、北朝鮮には「ロケット」発射計画の中止を、日本政府には外交努力を求め、「戦争への道は絶対許さない」と訴えました。
PAC3と約450人の自衛隊員が配備された石垣市でも同日、労働組合や平和・市民団体など7団体でつくる「平和憲法を守る八重山連絡協議会」が集会を開いて、抗議の意思を示しました。