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2012年4月15日(日)

安保理「発射は遺憾」

北「ロケット」の対応を継続協議

報道向け声明

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 【ワシントン=小林俊哉】国連安全保障理事会は13日、北朝鮮による「ロケット」発射を受け、緊急会合を開きました。議長国・米国のライス国連大使は会合後、「発射は遺憾だ」とする声明を報道機関向けに発表しました。

 ライス氏は声明で、発射は「安保理決議に違反する」と指摘。「理事国は、事態の緊急性にかんがみ、適切な対応について引き続き協議する」としました。

 ただ、安保理として北朝鮮を非難する議長声明発表などの見通しについては、「理事国間の協議はまだ初期段階だ」と述べるにとどめました。

 また、「米国としての立場は鮮明だ。発射は安保理決議に正面から反するものだ」「そうした方向で協議していくことになる」と述べ、中国などの理事国と協議を本格化させる意向を示しました。

 一方、潘基文(パンギムン)国連事務総長も同日、「失敗したとはいえ、発射は遺憾だ」とする声明を報道官を通じて発表。北朝鮮に対し、北東アジア地域の緊張を高めるような挑発行動の自制とともに、「近隣諸国との信頼関係の構築と国民生活の改善に努める」ことを求めました。


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