2012年4月22日(日)
原爆の怖さ 全国へ
被爆写真展 長崎で始まる
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長崎県原水協と長崎原爆被災者協議会(被災協)は21日、長崎市の原爆資料館で新「原爆と人間」被爆写真展をスタートさせました。パネル写真34枚を5月11日まで展示します。
同展は、日本原水協や日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)などがウィーンで共催する原爆展に呼応し、すべての都道府県で開催する取り組みの一環です。
被爆地・長崎の原爆展は、2月10日に田上富久市長が県原水協の協力要請を快諾。3月22日に市に申し入れて実現しました。
開会式では、県原水協の佐藤澄人事務局長と被災協の山田拓民事務局長があいさつ。山田氏は「県内のあちこちで開かれるよう多くの団体の協力を願います」と呼びかけました。日本共産党の牧山隆氏も出席しました。
開会式に参加した長崎市の男性(69)は「原爆展を通して原爆の怖さと平和の大切さを全国・世界に広めてほしい」と語りました。
資料館を訪れたオーストラリアの男性(30)と女性(29)は「深く胸に刺さった」とのべました。