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2012年5月6日(日)

米中「新しい関係」

TPP踏み込まず

共同声明

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 【北京=小寺松雄】北京で3、4日に開かれた第4回米中戦略・経済対話終了後、両国は今後の米中関係を展望する共同声明を発表しました。

 声明は「両国はすでに責任を分担する関係になっており、協力が米中関係の決定的特徴だ」と指摘。その上で「一連の世界的問題や地域問題についての連携と協力を強化する」「21世紀の新しい形の国家関係についてのモデルを確立する」などをうたっています。

 また声明は「双方は朝鮮半島情勢、イランの核問題、シリア問題などについて突っ込んだ意見交換をした」と指摘。ただ北朝鮮への対応など詳細は発表していません。

 経済対話で米側は民間ハイテク商品の対中輸出を促していくと約束。中国側は内需拡大や金融市場開放への努力を表明しました。

 また双方は環太平洋連携協定(TPP)については踏み込まず、「情報を交換していくことで合意」したとしています。


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