2012年5月21日(月)
大阪の新婦人 福島の農家と交流
大飯原発再稼働はアカン
田植えで汗ながす
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「原発の放射能被害を再確認した。帰ったら、再稼働許さない運動をせんとあかん」。大阪府の新日本婦人の会寝屋川支部は19、20の両日、東京電力福島第1原発の放射能被害とたたかう福島県の農民と交流しました。
大阪府の新婦人は、福島県農民連と米や果物の産直や相互訪問・交流を20年近く続けています。昨年は原発事故のため中断を余儀なくされました。
19日は米の試験栽培をした南相馬市などを訪問。20日は高圧水流で除染した福島市の果樹農家と交流後、二本松市にある根本敬福島県農民連事務局長の水田で田植えをしました。
根本事務局長は、昨年は米づくりを断念しヒマワリを作付けしたものの水田の管理が大変だったことや、今年は収穫時に1袋ずつ全部放射能検査をしなければならないことを話しました。
寝屋川市は、政府が再稼働させようとしている関西電力大飯原発から80キロ圏にあり、同支部は原発の危険性の学習を繰り返してきました。山口美津子支部長は「日本の農業、環境を守るために産直を続けてきました。『大飯の原発の再稼働を許さないことが福島の応援になる』といわれ、その思いを新たにしました」と話しました。