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2012年6月1日(金)

TPP断念まで ともに

農業委要請 穀田・紙・高橋氏が応対

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(写真)北海道農業会議の中嶋副会長(左から2人目)らの要請に応対する(右から)高橋、紙、穀田の各氏=31日、参院議員会館

 農業委員会会長大会をうけ、農業委員会の都道府県組織となる北海道農業会議の中嶋秀明副会長ら代表が31日、日本共産党国会議員団に環太平洋連携協定(TPP)交渉参加阻止や農業振興についての要請をしました。日本共産党からは穀田恵二国対委員長、紙智子農林・漁民局長、高橋ちづ子衆院議員が応対しました。

 中嶋副会長は、農業委員会会長大会の要請決議の内容にふれ、北海道のなかで農業後継者が最も多い酪農でもTPP参加方針にたいして続けられなくなるとの不安が強いことを紹介。TPP参加は断念するとともに、農業をしても生活できない現状の改善を訴えました。また農地が放射能のごみ捨て場となる心配などに話がおよびました。

 紙党農林・漁民局長は「農産物の価格保障で生産を安心して続けられることが大切です。要請はいずれも大事です。国会内外でTPP交渉参加を断念させるまで頑張りましょう」と応じました。TPP反対の世論の広がりがあると話し、原発の廃止、震災復興でも協力・共同を呼びかけました。


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