2012年7月13日(金)
世界大会 8月2日〜9日
原水爆禁止 大会実行委が会見
原水爆禁止世界大会実行委員会は12日、東京都内で記者会見し、8月2日から9日まで被爆地の広島、長崎で開く原水爆禁止2012年世界大会の日程や参加予定の海外代表を発表しました。
テーマは「核兵器のない平和で公正な世界のために」。核兵器禁止条約の交渉開始に向けた国際的な流れを飛躍させることをめざします。政府・国際機関の代表や世界の反核平和運動を担うNGOの代表など、海外から22カ国・60人(招請中を含む)が参加を予定しています。
世界大会では、東日本大震災と福島第1原発事故の被災者の支援、放射能被害の根絶と原子力依存からの脱却、エネルギー政策の転換もかかげられ、福島県浪江町の馬場有(たもつ)町長をはじめ首長の参加も予定されています。
会見で、実行委員会の佐藤光雄運営委員会代表(日本平和委員会代表理事)は、「国際社会の圧倒的世論は核兵器禁止条約の交渉開始であり、その機運の加速に向けた発言が世界大会で集中するだろう」とのべました。