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2012年7月20日(金)

原水爆禁止2012世界大会

海外代表22カ国60人超

政府関係者 2国際機関と5カ国7人

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 8月2日から広島、長崎両市で始まる原水爆禁止2012年世界大会に、22カ国から60人以上の海外代表が参加することが19日、わかりました。このうち政府関係者は2国際機関と5カ国から7人となっています。

 国連からは、潘基文(パンギムン)事務総長の代理としてアンジェラ・ケイン軍縮問題担当上級代表が参加し、6日の世界大会・広島閉会総会で講演します。

 政府代表は、国際政治の舞台で核兵器廃絶の先頭に立つ国々の代表が参加します。

 期限を切った核兵器廃絶のとりくみ強化を求めている非同盟諸国からは、国連で核兵器禁止条約の交渉開始を提案しているマレーシア、中東非核地帯化をすすめるエジプト、平和で公正な世界をめざす中南米からキューバの代表が参加します。

 メキシコからは、国連安全保障理事会の議長を経験したクロド・ヘレル駐日大使が参加します。

 4月末からウィーンで開かれた核不拡散条約(NPT)再検討会議第1回準備委員会では、「核軍縮の人道的側面に関する共同声明」が発表されました。これを提案した16カ国からは、マレーシア、エジプト、メキシコのほか、北大西洋条約機構(NATO)に加わるノルウェーの代表が参加します。

 ことしの世界大会は、国際政治と市民の草の根の運動との共同を発展させ、核兵器禁止条約の交渉開始に向けた国際的な流れを飛躍させようと開かれます。原発からの撤退と自然エネルギーへの転換を求める国民的な運動との連帯も課題となっています。


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