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2012年7月26日(木)

原水爆禁止2012年世界大会

広島・長崎市長、参加へ

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 8月2日から始まる原水爆禁止2012年世界大会に、広島、長崎両市の市長が参加し、発言することが25日までに決まりました。

 広島市の松井一実(かずみ)市長は4日の世界大会・広島の開会総会で発言します。長崎市の田上富久市長は、8日の世界大会・長崎の国際交流フォーラムで発言します。

 両市長は世界大会に期待するメッセージを大会実行委員会に寄せています。

 松井市長は、153カ国・地域の5296都市(7月1日現在)が加盟する平和市長会議の会長。平和市長会議は、核兵器禁止条約の早期実現をめざす市民署名活動にとりくんでおり、これまでに約50万人から署名が寄せられています。

 松井市長はメッセージで、2020年までの核兵器廃絶をめざすよう、長崎市とともに平和市長会議の輪を広げることに力を注ぐこととあわせ、各国の為政者が広島に集い、核兵器廃絶に向けた議論をするための国際会議が開催できるよう努力したいと表明。「ヒロシマと思いを共有し、人類の未来のため、そして世界恒久平和の実現に向け共に力を尽くし行動してくださることを心から期待しています」とのべています。

 田上市長は、日本非核宣言自治体協議会の会長。自治体合併を受けて各地で再宣言の動きが広がり、国内の非核宣言自治体数は1558(同協議会調べ。うち協議会会員は286。7月1日現在)となっています。

 田上市長はメッセージで、核不拡散条約(NPT)再検討会議第1回準備委員会でスイスなど16カ国が核兵器の非人道性に焦点を当てた共同声明を発表したことにふれ、被爆者をはじめとした長崎市民の訴えが国際社会の動きにつながったものと実感していると表明。「これからも平和を希求する多くの市民やNGOなどと連携し、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を国際社会に訴え続けて参ります」としています。


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