2012年7月28日(土)
原水爆禁止世界大会
浪江町長ら参加へ
自治体首長・議長
152人賛同メッセージ
来月2日から
8月2日から広島、長崎両市で始まる原水爆禁止2012年世界大会に、広島、長崎両市長に加え、自治体首長3氏が参加することが27日までにわかりました。世界大会には、6人の府県知事・県議会議長を含む152人の自治体首長・議長が賛同メッセージを寄せています。
世界大会に参加するのは、福島県浪江町の馬場有(たもつ)町長、岐阜県瑞穂市の堀孝正市長、大阪府高石市の阪口伸六市長の3氏。馬場町長は5日の世界大会・広島の分科会で特別報告し、6日の閉会総会でも訴える予定です。堀、阪口の両市長は、8日の世界大会・長崎の国際交流フォーラムに参加します。
世界大会への賛同メッセージには、群馬、埼玉、神奈川、大阪、高知の5府県知事と群馬県議会議長が名を連ねています。被爆地広島、長崎両市長も賛同。政令市では川崎と岡山の両市長、県庁所在地では盛岡、山形、水戸、岐阜、鳥取、高知の各市長が賛同しています。
メッセージで、高知県の尾ア正直知事は「皆さまの行動は、核兵器の廃絶と世界の恒久平和に向けた確かな一歩」と語り、福島第1原発に近い福島県浪江町の馬場町長は「核兵器をなくすことや原発の危険性を継続的に危惧されてきた皆様の活動の価値を、改めて痛感しております」とのべています。