2012年8月19日(日)
首長・経済・農林水産・医療のトップら
希望持てる十勝へ
北海道 共産党が経済懇談会
北海道十勝管内の首長や経済界、農林水産、医療団体のトップと日本共産党との「オール十勝」の経済懇談会が18日、帯広市のとかち館で開かれました。党十勝地区委員会が主催したものです。小池晃政策委員長が講演しました。
小池政策委員長が講演
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参加したのは米沢則寿帯広市長、小林康雄十勝市町村会副会長(士幌町長)ら7市町長、高橋勝坦帯広商工会議所会頭をはじめ広尾町商工会、十勝観光連盟、十勝地区トラック協会、帯広信用金庫、十勝信用組合など経済団体10団体、6農協、漁協、森林組合振興会、医療福祉団体、自転車競技連盟など、合わせて30団体・39人と渡辺ゆかり衆院道11区予定候補らです。
小池氏は、「社会保障充実と財政危機打開についての日本共産党の提言」を説明し「消費税増税は財源の確保どころか暮らしも財政も壊します。消費税増税に頼らない別の道があります」と強調しました。
懇談に移り、米沢帯広市長が「地域にお金が回る経済の循環が必要」と語りました。小林士幌町長は「『一体改革』というが政府は社会保障制度の青写真を示していない」と訴えました。
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高橋帯広商工会議所会頭は「消費税増税には疑問を感じる。価格に転嫁できない企業が多くなる」と強い懸念を表明。木田将実十勝地区トラック協会副会長は「増税で景気は一気に落ち込む。ましてTPP(環太平洋連携協定)など認められない。共産党にがんばってほしい」と話しました。
小池氏は「十勝は日本の食料基地であり、バイオマスや太陽光発電など地産地消のエネルギーも豊か。希望の持てる地域づくりのためにこれからも力を合わせましょう」と結び、参加者から大きな拍手が起きました。
帯広市長、士幌町長以外の参加した町長は次の通り。
寺山憲二音更町長、岡田和夫幕別町長、宮西義憲芽室町長、伏見悦夫大樹町長、浜田正利新得町長