2012年8月29日(水)
TPPは亡国の道
官邸前で行動
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アジア太平洋経済協力会議(APEC)閣僚会議(9月5、6日)など、環太平洋連携協定(TPP)に関連したあいつぐ国際会議でTPP参加を表明させないようにと、先週火曜日から始まった「STOP TPP!! 官邸前アクション」。2回目の28日は、「TPP参加方針を撤回せよ」と、200人が声を上げました。
TPPの弊害を告発する寸劇あり、歌や踊りありのアクションです。参加者は、「TPPは強欲企業やりたい放題認定協定!」など書かれたプラカードや横断幕を掲げ、「『暮らしを壊す』TPPはいらない!」「『失業者を増やす』TPPはいらない!」とコールしました。
主催は、TPP参加阻止で共同活動をする市民団体の有志が呼びかけた実行委員会。代表が次々に、TPPに参加すると暮らしも地域も破壊されると訴えました。
アクションの「応援団」として鈴木宣弘東京大学教授が発言しました。政府は国民と政治家をあざむいて交渉参加をねらおうとしていると批判。「参加を断念するまで、ストップTPPのはっきりとした意思をしめしましょう」と呼びかけると、拍手がわきました。政党では日本共産党から、高橋ちづ子衆院議員と紙智子参院議員が参加し、「TPPは亡国の政治です。みなさんと一緒に頑張ります」と激励しました。
「くらしをこわすTPP NO!」と書いた横断幕をひろげて仲間と参加した新日本婦人の会東京都本部の新千明会長は、「TPPも原発もオスプレイの問題も、根はひとつです。次回以降ももっとさそって、政治の流れが変わるような大きな運動にしたい」と話しました。
「ストップTPP」の一点共同で、9月中も毎週火曜日の午後6時から開催していくとしています。