2012年8月29日(水)
TPPは復興の足かせ
交渉参加阻止へ JA岩手が集会
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JA岩手県中央会、JA岩手県農政総合対策本部は28日、盛岡市の岩手教育会館で環太平洋連携協定(TPP)交渉参加の断固阻止などを掲げた「岩手県農業者総決起集会」を開催し、700人が参加しました。
主催者あいさつで同中央会の田沼征彦会長は、大震災と福島原発事故から1年5カ月が経過し、県内の農業者が放射能汚染などで苦しんでいるのに、野田首相は復興の足かせにしかならないTPPの交渉参加に前のめりの姿勢を崩していないと批判。TPPは農業に壊滅的な打撃を与え、地域経済・社会に重大な影響を及ぼすものであり、交渉参加は絶対にやめさせなければならないと訴えました。
来賓として、達増拓也知事、佐々木博県議会議長、県選出国会議員と秘書ら、県議会農林水産委員らが出席。同委員で日本共産党の高田一郎県議も登壇し、紹介されました。